英単語はそこそこ知っている。文法もそれなりに分かる。にもかかわらず、英語が聞こえない、通じない、会話が続かない日本人が多いのはなぜでしょうか? 国際ヘッドハンティング会社のアジア支社長を務め、現在、シンガポール国立大学で世界の留学生たちに英語コミュニケーション術を教える著者は、その理由を「日本人の英語の勉強法が間違っているから」だと言います。香港生まれで、東京外国語大学の日本語学科を首席で卒業した著者は、「日本語の言語学的特性」を熟知した上で、日本人が最速で英語を身に付ける方法を考案し、これまでに多くの日本人をペラペラにしてきました。そのメソッドを初公開し発売即重版となった話題の書が「7時間で英語が突然ハッキリ聞こえて会話が続く本」です。本書の中から、カタカナ英語と中学英語だけで、驚くほど会話がはずむようになるコツをお伝えしていきます。

Photo: Adobe Stock

音節が3つまでなら大体最初にアクセント

 実はアクセントは、1つずつ暗記しなくても、簡単なルールがあるのです。これさえ覚えておけば、9割方OK。もちろん例外はありますが、それは出てきた時に必要に応じて覚えていけばよいでしょう。

 まず大原則として単語は「高く始めて下げていく」と覚えましょう。音節(シラブル)が3つまでのときはだいたい最初にアクセントが来ます。

guy |▔ ▁|  男
pretty |▔|▁|  かわいい
wonderful |▔|▁|▁| 素晴らしい
camera |▔|▁|▁| カメラ

音節が4つ以上になると3つ目にアクセント

 音節が4つ以上の単語の場合は、基本的には3つ目にアクセントが来ます。ただし、この後説明しますが、プリフィックス(接頭辞)やサフィックス(接尾辞)がついている場合は違ったルールがあります。

cafeteria |▁|▁|▔|▁| カフェテリア
elementary |▁|▁|▔|▁| 安易な
population |▁|▁|▔|▁| 人口
presentation |▁|▁|▔|▁| プレゼンテーション

接頭辞(プリフィックス)のすぐ後がアクセント

 英語の単語にはprefix=プリフィックスと呼ばれる接頭辞があります。単語の頭について、補助的な意味を添えるものです。たとえば、 importantの“im”、 prepareの“pre”などがそれにあたります。imは「中に」の意味、preは「前に」などの意味を含んでいます。

・接頭辞(プリフィックス)の例
a ab ad be com con de di dis e en ex im in per pre pro re res se suc sur sus to un up

これらの接頭辞がついている単語の場合は、接頭辞の直後の音節にアクセントが来ます。

a+〜 : |▁|▔| about, again, alive, asleep, award

ab+〜/ ad+〜 : |▁|▔|▁| abnormal, advantage, adversity

be+〜 : |▁|▔| because, before, believe, below

com+〜: |▁|▔|combine, complain
|▁|▔|▁|computer

con+〜 : |▁|▔|control
|▁|▔|▁|condition, conductor, convenient

de+〜 : |▁|▔|demand, depend
|▁|▔|▁|detective, develop

en+〜 : |▁|▔|enforce, engage, enjoy
|▁|▔|▁|endanger

ex+〜 : |▁|▔|exam, exchange, expect, explode, express

im+〜:|▁|▔|imply
|▁|▔|▁|important
|▁|▔|▁|▁|impossible

in+〜 :|▁|▔|include, indeed, instead
|▁|▔|▁|instructor

per+〜 / pro+〜 : |▁|▔|percent, perform, perhaps, promote

re+〜 / res+〜 : |▁|▔| react, receive, remain
|▁|▔|▁|▁|reality
|▁|▔|▁|▁| responsible

se+〜 / sur+〜 : |▁|▔|secure, select, surprise, survive

to+〜:|▁|▔|toward
|▁|▔|▁|together, tomorrow