米フェイスブック(現メタ)に初期段階から投資し社外取締役を最も長く務めているピーター・ティール氏が取締役を辞任する予定だ。メタが7日明らかにした。事情を知る関係者によると同氏は、2022年の中間選挙でドナルド・トランプ前大統領の政策を支持する共和党の候補者を支援することに注力する意向だ。ティール氏はシリコンバレーでトップのベンチャーキャピタル投資家の一人として大きな富を築いた。05年にフェイスブックの取締役に就任した。04年8月に50万ドル(現在のレートで約5750万円)でフェイスブック株を取得し、フェイスブックにとって最初の外部投資家となった。同氏はこれにより多額の利益を得た。関係者によると、ティール氏は中間選挙を前に同社に迷惑をかけないよう、取締役を辞任するには今が適切と判断した。
ティール氏、メタ取締役辞任へ 中間選挙の候補者支援
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