市場平均以上の投資収益を目指す「アクティブファンド」
もう一つは、市場平均以上の投資収益を目指す「アクティブファンド」です。さまざまな運用戦略を駆使したり投資先を調査したりして投資する銘柄を選別し、まさに「アクティブ」に運用するわけです。
インデックスファンドは、一般にプログラムされたシステムによって運用されているため、商品による運用成績の差はほとんどありません。
具体的にいえば、運用会社A社、B社、C社がそれぞれTOPIX連動型のインデックスファンドを運用している場合、3社の運用成績の違いに目を向ける必要性はないということです。
一方、アクティブファンドの場合は、どのような運用方針なのか、ファンドマネジャーがどのように組入銘柄を選定するか、といったことにより運用成績には大きな差が生じます。
インデックスを上回る運用を目指しているアクティブファンドとはいえ、パフォーマンスがインデックスを下回ることもめずらしくありません。