米プロフットボールリーグ(NFL)のダラス・カウボーイズは2016年に240万ドル(約2億7700万円)を支払い、複数のチアリーダーと和解していた。事情に詳しい関係者が明らかにした。チアリーダーらはその前年、着替え中のロッカールームに球団幹部が携帯電話を手にしたまま滞在していたと主張していた。カウボーイズもチアリーダーらの申し立てたを調査し、和解に達したことを認めている。ロッカールームにいたとされるのは同チームで長年にわたり広報部門のシニアバイスプレジデントを務めていたリッチ・ダルリンプル氏。同氏はチームオーナーのジェリー・ジョーンズ氏の側近として知られる。ダルリンプル氏は先に和解を報じたスポーツ専門チャンネルESPNに対し、すべての疑惑を否定。同氏からは今のところコメントは得られていない。カウボーイズの広報担当者は声明で、これら疑惑は当時徹底的に調査され、不正な行為はなかったとしている。