米上院は17日、3月11日までのつなぎ予算法案を賛成65、反対27で可決した。ジョー・バイデン大統領の署名により成立することになる。一部の共和党議員は、ワクチン義務化禁止法案などの採決が上院で行われなければ、つなぎ法案の採決を延期させることもちらつかせていた。民主・共和両党の合意が得られなかった場合、チャック・シューマー上院院内総務(民主、ニューヨーク州)が進めようとしていた、現行予算の期限(19日午前0時1分)前に確実につなぎ予算法案を可決させるためのプロセス加速を阻止することができた。民主党は、マイク・リー議員(共和、ユタ州)が提出した、連邦政府職員と軍人に対するワクチン接種義務化を禁止する法案を、賛成46人、反対47人で否決。また、テッド・クルーズ議員(共和、テキサス州)が提出した、子どもにワクチン接種を義務付ける学校や保育園への連邦政府の資金援助を停止するという修正案も否決した。
米上院、つなぎ予算案可決 3月11日まで
有料会員限定
あなたにおすすめ