ロシアとウクライナ国境の緊張緩和に向けて熱心な外交努力が続けられる中、予期せぬ主人公が話題をさらった。2人が20フィート(約6メートル)離れて向かい合って座れる、長く幅広い重厚なテーブルだ。ネット上では、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がコロナの感染を極度に恐れているのか、あるいはロシアの力を誇示しようとしているのかなど、同氏がフランスのエマニュエル・マクロン大統領やその他の要人との一対一の会談になぜこのような巨大なテーブルを選んだのかが議論されている。そんな中、レナト・ポローニャさん(63)は満面の笑みを浮かべていた。このテーブルは、イタリア北部・コモ湖畔でポローニャさんと家族が経営する会社が作ったものだという。1996年に開かれたロシアと先進7カ国(G7)首脳の会談を前に、自らがクレムリン(ロシア大統領府)でその設置を監督したとポローニャさんは話す。
プーチン氏の巨大テーブル、危機のさ中に突如脚光
独仏首脳との会談で使われたクレムリンの長いテーブル、ネットの話題さらう
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