米国立公文書記録管理局(NARA)は18日、議会の委員会に対し、ドナルド・トランプ前大統領はフロリダの邸宅に政府の機密記録を置いていたと報告した。この件に関しNARAは司法省と連絡を取っていることも明らかにした。NARAは1月、トランプ氏から15箱分の資料を回収し、大統領の退任時に公式記録の引き渡しを義務付ける連邦法を同氏が順守していたかどうかについて疑問を投げかけた。民主党が主導する下院監視・政府改革委員会はこれを受けて調査を開始し、箱の中に機密文書が含まれているかどうかをNARAに問い合わせていた。NARAのデービッド・S・フェリエロ氏は監視委のキャロリン・マロニー委員長(民主、ニューヨーク州)宛ての18日の書簡で、NARAは「箱の中に国家機密情報と記されたものを確認した」とした。箱の中身はまだ調べている途中だという。
トランプ氏、機密資料を邸宅で保管 公文書管理局が確認
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