米保健当局は4回目の新型コロナワクチンの接種を秋に承認すべきか検討している。事情に詳しい関係者らが明らかにした。検討はまだ初期の段階で、4回目のワクチン接種により免疫の防御力が強化されるか、また重症化リスクが低下するかを巡る研究に左右されるという。関係者らによれば、米食品医薬品局(FDA)は判断を下すためにデータの検証に着手。また当局者らはFDAが4回目の接種向けに、米ファイザー・独ビオンテック製または米モデルナ製のワクチンを検討するとみていると関係者の1人は明らかにした。同関係者は4回目の接種がすべての成人を対象とするか、一部の年齢層のみとするべきかなどの議論が続いているとした。またオミクロン株を対象とするか、異なる配合にすべきかについても話し合われているという。さらに4回目の接種以降は、年に一度の定期接種とするべきかの検証も続く。
米FDA、4回目接種を検討 秋にも実施の可能性
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