【キエフ(ウクライナ)】ベラルーシ政府は、ロシアとの合同軍事演習を延長すると明らかにした。ウクライナのドンバス地域での衝突拡大が理由としている。一方でロシアによるウクライナ侵攻が迫っているとの警戒が高まる中、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はウクライナ政府との新たな交渉に同意している。  プーチン氏とフランスのエマニュエル・マクロン大統領は20日の会談後、今後も外交的な解決策を模索することで意見が一致したと発表。ウクライナ国境のロシア軍部隊は最大19万人にまで増強されており、そのうち3万人は20日まで実施される予定だったベラルーシとの合同軍事演習に参加していた。