英国はロシアの企業と個人に対する第1弾の制裁を発動した。一方、欧州連合(EU)と米国もそれぞれの制裁措置を発表。ロシア政府がウクライナ東部2州の親ロ派支配地域に派兵したことに対し、この3カ国・地域は一致して制裁に動いた。  今回の制裁は、ロシアがウクライナを侵攻した場合に備えて検討されていた幅広い措置ほど徹底的な内容ではない。だが当局者はこの日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の今後の動きによっては制裁を強化する構えを示した。