仏さまが好きなのは、正義より「思いやり」です。自分の正しさばかり振りかざすと、人を傷つけてしまうことがあるものです。ご神仏はそこに気づいてほしいと思っています。
自分と誰かを比較して嫉妬する人も、要注意です。
「あの人は恵まれているなあ」と人の境遇をうらやましく思ったり、嫉妬を感じたりするのは、自分自身の価値に気づけず、自分の歩くべき道を歩いていないということです。
もし、目の前のことに一生懸命取り組んでいたら、他人の人生を気にして嫉妬や羨望を感じる暇はありません。
逆に、人の幸運を自分のことのように喜べる人が、ご神仏は大好きです。
人の幸せを一緒になって喜ぶと、お互いのエネルギーが共鳴し、喜びが何倍にも大きくなります。そうやってこの世に喜びが増えていくことを、ご神仏は歓迎しているのです。
ご神仏に好かれる人の特徴をまとめてみましょう。
◎人の喜びや悲しみに共感できる人
◎思いやりや優しさにあふれた人
◎自分自身を好きで、大切にできる人
◎感謝して今を楽しめる人
ご神仏は、私たちが自分の可能性を十分に生ききって、人生をまっとうすることを願っています。
ですから、人間がそこからはずれそうな時には、『気づきなさい』というメッセージやヒントをくれるのです。
その働きかけを素直に受け取り、よりよく変わろうとすれば、ご神仏はいつでも手厚くフォローしてくれます。