米首都ワシントンの警察は15日、同地とニューヨークで相次いでいたホームレスを標的とする連続発砲事件の容疑者を逮捕した。容疑者は過去に精神衛生上の問題を抱えていた経歴があるといい、引き続き犯行動機の捜査が続けられていると法執行機関の当局者らは述べている。  連邦捜査官らは一般市民から寄せられた情報や弾道から得られた証拠に基づき、ワシントン在住のジェラルド・ブレバードIII容疑者(30)を現地時間15日の午前2時半に逮捕した。  警察は同容疑者が少なくとも5件のホームレス襲撃事件の犯人だとみている。一連の事件では今月に入りワシントンとニューヨークで計2人が死亡。