多くの経営学修士号(MBA)取得者は起業のアイデアを投資家に売り込むためのセールストークを準備してビジネススクールを卒業する。最近の学生企業家は起業を省略して、自分自身を投資対象として売り込んでいる。  資金を調達して自社株を上場してから、合併相手を探す特別買収目的会社(SPAC)のようなもので、MBAの新規取得者はファンドを使って資金を調達。その資金でまだ注目されていない未上場企業を探し、最高経営責任者(CEO)や共同所有者として企業を経営する。