米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長は21日、インフレ抑制に正当化されるとの結論に至れば、0.50ポイントの利上げに踏み切り、意図的に景気を減速させる水準に引き上げる用意があるとの認識を示した。  パウエル氏は首都ワシントンで開催される経済会議向けの講演原稿で「物価安定への回帰を確実にするため必要な措置を講じる」と述べた。  また「1回もしくは複数の会合でフェデラルファンド(FF)金利を(0.25ポイント)より大幅に引き上げることが適切との結論に至れば、そうする」と指摘。