米新興ニュースメディアのバズフィードは22日、1-3月期(第1四半期)は減収になるとの見通しとともに、従業員を1.7%削減する方針を示した。バズフィードは今回、上場企業として初の決算発表を行った。バズフィード創業者のジョナ・ペレッティ最高経営責任者(CEO)は決算説明会で、人員削減に加え、「その日のトップニュースや、文化、娯楽、セレブ、ネット生活」関連分野を重視することでニュース部門であるバズフィード・ニュースの収益性を高める考えを表明した。バズフィード・ニュースのマーク・シューフス編集長は22日、スタッフへのメモで、副編集長のトム・ナマコ氏と共に退社することを明らかにした。シューフス氏はニュース部門について、黒字化への期間を短縮し、戦略的転換を図ることが課題との見方を示し、そのためには「再び規模を縮小する必要がある」と述べた。同氏によると、レイオフではなく、希望退職者の募集を通じて人員削減が実施される見込み。
米バズフィード、編集長が退任 人員削減も発表
有料会員限定
あなたにおすすめ