NHK「あさイチ」(2022年4月6日放送)に出演し、「話題の新食材」について語った冨永愛さん。美を叶える食事術を綴った最新刊『冨永愛 美をつくる食事』では、日々実践する食事術を惜しみなく語っている。。
冨永愛にとって食べることは美しく生きる知恵。本書では、自身の経験に基づいた、美肌や太りにくい体をつくる食べ方のルールや美の哲学を、たっぷり学ぶことができる。
本書から、その一部を抜粋して紹介しよう。
*好評記事『冨永愛の「パスタ・中華麺・ご飯・パン・粉チーズ」の代替食品』はこちら。
私がよく使用するオイル
よく使用するのは、アマニ油(加熱しない)。血液循環に役立つオメガ3が豊富。
他に、体内の脂質を酸化から守るビタミンEが豊富なグレープシードオイル、ごま油、オリーブオイル。
話題のMCTオイルは試してみたけれど、私には合わなかった。
食材から良質なオイルを摂るなら、サバやサンマ。
ナッツ類も良質なオイルが摂れる。
たとえばアーモンドは乾燥肌や外部刺激から守る働きがあるオレイン酸が豊富。クルミはオメガ3が豊富で、血液循環に役立つ。ただしナッツ類を食べるなら、一日10粒程度。食べすぎは注意。
一日一回、たっぷり発汗する
食以外で欠かさないのは、一日一回、たっぷり発汗すること。
毛穴を開き、汗とともに老廃物をしっかり洗い流す。
たとえば、朝と夜のどちらかは、湯船につかり汗を流す。
朝は短く10分以内、夜はゆっくり5~10分程度を数回。これ以上の長湯は乾燥肌の原因になる。入浴後たっぷりの水分補給と保湿を忘れない。
週イチで「酵素温浴」通いも
これに加え、週一回「酵素温浴」に通っている。
15分ほど入酵するだけで内臓から温まり、血行も良くなって肌もしっとり。
酵素温浴とは、風呂桶の中の米ぬかにバクテリアの培養液を入れ繁殖させ、さらに空気、水、人の老廃物をエサに繁殖し熱くなった酵素風呂に入ること。
我ながら「どれだけ酵素好きなの?」って思うけれど、体の中から温められるとこんなに汗が出るのか! と驚くほど発汗し、スッキリ気持ち良くて、疲れもとれて熟睡できる。
通い始めて一年経つが、基礎体温が0.5度上がった。
体温が上がることはいいことずくめ。免疫力が上がり風邪もひきにくい。
さらに疲れにくく代謝も良くなる。
入酵後はたっぷり保湿し、水分補給をしてうるおいキープ。
今では冬場になっても、顔と体の肌はカサつかず、しっとりしている。
(本原稿は、冨永愛著『冨永愛 美をつくる食事』からの抜粋です)