【ご神仏に愛される人になる】ご神仏とつながる生き方とは、実は驚くほど簡単で今すぐにできることです

真言宗の尼僧である悟東あすか氏は、幼い頃から「見えない存在」を感じ取っていたが、そのことで生き辛さを感じ、得度した際にお大師さまに祈って以来は霊感的に何かを見ることはなくなり、そして徐々に祈る時にご神仏からのメッセージを受け取れるようになったという。
そうして受け取ってきた様々なメッセージからわかった、ご神仏の力を借りて幸運に生きる方法を綴った『神さま仏さまがこっそり教えてくれたこと』から一部を再構成して紹介します。
この本で紹介されている悟東氏の周囲で起こった実際のエピソードには信じがたいものも多く、「神さま仏さまなんて、いるわけない！」と思い込んでいる人でもいつしか、「神さま、仏さまに祈ってみよう！」という気にさせてしまうはず！

今日は仏さまからいただいた大事な1日

私たちは、何気なく今日という日を過ごしています。

でも、こんなふうに考えてみてください。たとえば、あなたが死んで「あの世」に行ったとして、仏さまが現れてこう言うのです。

『お前に、あと1日だけ時間をあげよう。好きな時に戻ってきていい。でも生き返った時には、このことは忘れている。そして、1日経ったら、またここに戻ることになる』

今日、この日は、その「1日」かもしれないのです。

こう考えると、生きている「今」という時間の一瞬一瞬が、とてつもなく大事なものに思えてきませんか？ そして、そのありがたさを実感しませんか？

「いつか」や「どこか」ではなく、仏さまからいただいたこの一瞬を、悔いのないように生きる。
「今」をしっかりかみしめる。
「ああ、お茶がおいしくて幸せだな」
「野の花がきれいだな」

と、この瞬間をひとつひとつていねいに味わうことも、「祈り」とつながります。

実は、「今」というこの時を大事にする生き方が、ご神仏と一番つながりやすいのです。

もし、一日中ダラッと過ごしてしまったと思っても、「最高にダラーッとできたな」と、その時間を味わって楽しみ、感謝しましょう。

どんな「今」であっても、味わい尽くし、生き尽くす。

それが、仏さまからもらった「今日」を生きるということです。