驚いてぶっ飛ぶよ! 複利のチカラ

 一方、「複利」の場合は、利子に利子がつく。本当だよ!

【GW学校では絶対教えてくれない億万長者マインドセット】<br />“1万円を1億円にする「お金の教科書」”ベスト金言【第1位】<br />「複利は宇宙最強の力」

 口座に1万円の元本があり、金利は同じ5%で「複利」としよう。

 初年度にもらうのは500円。だから残高は1万500円だ。

 でも、次の年からおもしろくなる。

 複利なら、2年目から元本(1万円)と金利(500円)の両方に利子がつくんだ。
 つまり、1万500円が5%増しになる。
 すると、1万1025円になる。

 3年目は元本の1万円と2年分の金利の両方に利子がついて、1万1576円になる。

 10年経つと、単利の1万5000円じゃなく、1万6289円になっている!

 複利の場合には、利子に利子がつくので、単利に比べて同じ期間で約9%【≒(1万6289円-1万5000円)÷1万5000円】も多くなるんだ。

 この本は、もともとアメリカの子どもたち向けに書かれたものですが、大人が読んでも有益な情報がたくさん詰まっています。

 土台となったのは、全米で最も有名な賞の一つ「エミー賞」を受賞した人気テレビ番組『Biz Kid$』。『Biz Kid$』は子ども向け経済番組で、2008年から放送がスタート。するとアメリカだけでなく全世界で1500万人以上が視聴。全米16州では金融教育番組として推奨されるようになりました。

 Amazon.com「Children‘s Moneyジャンルベスト10の常連」だけでなく、「1600の読者評価、星5つ中の4.6の高評価」と全米ロングセラーになり、日本でもベスト&ロングセラーになっています。ぜひお読みいただけたらと思います。

(本原稿は、ジェームス・マッケナ+ジェニーン・グリスタ+マット・フォンテイン著『13歳からの億万長者入門──1万円を1億円にする「お金の教科書」』の訳者による特別寄稿です)