ウーバーのアプリでは、次の休暇旅行で利用する公共交通機関の予約ができるようになるかもしれないが、ウーバーが予約をしてくれるわけではない。ややこしく聞こえるし、誰にとってもわかりにくい話だ。英経済紙フィナンシャル・タイムズが6日、米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズの英国版アプリに「列車、長距離バス、飛行機」を含む長距離移動の予約機能が年内に追加されると最初に報じたことを受け、ウーバーが「次のエクスペディア」になるというニュースが飛び交った。ウーバーのダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)はオンライン旅行大手エクスペディアの元CEOという経歴を持っているが、ウーバーにはエクスペディアのようになる意向はない。人々のアプリ利用時間を増やし、結果として取扱量がもう少し増加することを期待しているだけなのだ。