【ご神仏に愛される人になる】つらい時、悲しい時、思い通りにいかない時、そこから抜け出すヒントがもらえる祈り方

真言宗の尼僧である悟東あすか氏は、幼い頃から「見えない存在」を感じ取っていたが、そのことで生き辛さを感じ、得度した際にお大師さまに祈って以来は霊感的に何かを見ることはなくなり、そして徐々に祈る時にご神仏からのメッセージを受け取れるようになったという。
そうして受け取ってきた様々なメッセージからわかった、ご神仏の力を借りて幸運に生きる方法を綴った『神さま仏さまがこっそり教えてくれたこと』から一部を再構成して紹介します。
この本で紹介されている悟東氏の周囲で起こった実際のエピソードには信じがたいものも多く、「神さま仏さまなんて、いるわけない！」と思い込んでいる人でもいつしか、「神さま、仏さまに祈ってみよう！」という気にさせてしまうはず！

ご神仏への上手な尋ね方とは？

嫌なことばかり続く時、望んだこととは反対の流れが起きている時は、ちょっと立ち止まって、「この出来事は何を教えているのだろう」と考えてみましょう。

一番いい方法は、お寺にお参りして、本堂に座ったり、境内を散策したりしながら、

「この出来事の意味を教えてください」
「何が原因か教えてください」

とご神仏に尋ねることです。

すると、必ずヒントや気づきがやって来ます。

もし、お参りに行く時間がなければ、自分の部屋や落ち着ける場所で、くつろぎながら考えてみてください。

しかし、そのためには、起きている出来事をいったんしっかり受け止める必要があります。

「腹が立つ！」「悲しい」と感情的になったり、人や環境のせいにしたりして「受け取り拒否」をしていたら、いつまでも堂々巡りです。

ご神仏に尋ねる時は、幼い子どもに戻ったつもりで、

「わからないから、教えてください！」

と素直に聞いてみましょう。すると、父母が小さい子どもに優しい言葉で物事を教えるように、ご神仏も、あなたにわかるような出来事を起こしたり、インスピレーションをくれたりします。

「なぜ、私にこんなことが起きるのだろう」
「この人とのご縁には、どんな意味があるのだろう」

と考えているうちに、「そうか！」と腑（ふ）に落ちる日が来るのです。

以前、こんな出来事がありました。