「歌を使ってラクラク暗記」どんな試験にも効く最強勉強法
メロディーに合わせて、覚えることを口ずさむ
私は「覚え歌(覚えている歌)」を活用して、大量の知識を簡単に暗記する方法を考えました。
何年も前にヒットした曲でも、歌詞は意外と覚えているもの。曲のメロディーに乗せて重要な知識を口ずさんだら、簡単に覚えられて、しかも忘れないのではないかと考えたのです。身近な曲を使って、先ほどの媒介契約書の記載事項の項目を暗記することにしました。
ジングルベルのサビの部分のメロディに乗せて、次のように歌ってみてください。
「特定 価額 3つの区別
報酬 期間 解除に関する事項
契約違反 標準約款
指定流通 状況調査」
どうでしょう? 先ほどの語呂合わせよりも覚えやすくないでしょうか?
覚え歌のポイントは、リズムに乗せて知識(覚えること)を口ずさむことです。リズムと知識を一体化させることで、試験本番でも簡単に思い出せるようになります。
音楽を聞けば自然と歌詞を思い出せるのと同じです。もっと言えば、必ずしも歌である必要もありません。
私が受験生のときに作った覚え歌の中には、クラシックのリズムに乗せて覚えるものもありました。自分の好きなメロディーに合わせて簡単に作れるのでオススメです。
(本原稿は、棚田健大郎著『大量に覚えて絶対忘れない「紙1枚」勉強法』を編集・抜粋したものです)