「ボーナスの査定がよくなりますように」
「いいことがありますように」
といった、ささやかな願いを叶えるのも、ご神仏の腕の見せどころです。

その時に、たとえば、
「ボーナスが上がったら、もっとがんばって笑顔でバリバリ働いて、みんなの役に立ちます」
「悩みが解決したら、今よりさらに人に親切にして、世の中に貢献できるようになります」
そんなちょっとしたことでかまわないので、人のためにもなるような約束をすると、願いがスムーズに叶います。

ただし、それはご神仏との約束なので、必ず守るようにしましょう。

ご神仏の力をただ自分だけのために使わず、周囲の人々が笑顔になる方向性を大事にしましょう。自分の人生がよくなることが、結果的に人や世の中への貢献につながるという視点をもっていれば、どんどんよい方向へと向かいます。

とはいえ、私たち人間は未熟ですから、時にはそうできない日もあるかもしれませんね。

虫の居所が悪いこともあれば、疲れてしまって「もう、がんばりたくない」と思う日もあるものです。

ですから、ご神仏に約束をする際には、「できる限り」とつけ加えておくといいでしょう。

細かいことだと思うかもしれませんが、ご神仏、特に天部のご神仏や神社の神さまは私たちの生き方や心のあり方をきちんと見ていらっしゃいます。

礼を尽くし、誠意をもってお願いすれば、その姿勢をくんで目をかけてくださいますよ。