【幸運な人は知っている】何度も起こる「同じこと」には意味がある。その意味を知る簡単な方法

真言宗の尼僧である悟東あすか氏は、幼い頃から「見えない存在」を感じ取っていたが、そのことで生き辛さを感じていた。しかし、得度した際にお大師さまに祈って以来、何かを見ることはなくなり、そして徐々に祈る時にご神仏からのメッセージを受け取れるようになったという。
そんな悟東氏のもとに時々寄せられる、悩みを抱える人からの相談に対して、ご神仏から授かった答えやメッセージの一部を紹介しつつ、ご神仏のメッセージは誰もが受け取れるものだと教えくれている『神さま仏さまが教えてくれた 迷いをすっきり消す方法』を読むと、「神さま仏さまなんて、いるわけない！」と思い込んでいる人でもいつしか、「神さま、仏さまに祈ってみよう！」という気にさせ、仏教をもっと知りたくなってしまうはず！
今回は『神さま仏さまが教えてくれた 迷いをすっきり消す方法』から一部を抜粋・再構成して紹介します。

偶然には必ず意味があります

ご神仏は私たちにメッセージを送ってくれるのですが、ここで実際にメッセージを受け取った体験談をご紹介しましょう。

Bさんはある時、エアコンの掃除をしていたところ、いきなりカバーが外れて、ガターンと床に落ちてしまったそうです。

まさかカバーが外れるとは思ってもいなかったので驚いたそうですが、これもご神仏と何か関係があるかもしれないと思いを巡らせてみると、あることを思い出してハッとした、と言います。

実はしばらく前にも同じようなことがあり、冷蔵庫の掃除をしていたところ、冷蔵庫内の棚板が突然外れてビックリしたのでした。

エアコンのカバーも冷凍庫のフタも、めったに外れるものではありません。Bさんは、あっ、と気づきました。どちらの時も、同じことを考えていたのです。

それは、2年前に別れた恋人のことでした。

当時、悲しい思いをしたBさんは、元恋人やその周囲の人たちに対する、うらみつらみを心の中でグルグル繰り返していたそうです。

「そんなことはもうやめなさい」と、神さまや仏さまがおっしゃっているのだと、胸にストンと落ちたと言います。

それまでもBさんは、ご神仏に手を合わせ、そのご加護を感じてきたそうですが、その一件以来、もっと身近に生々しくその存在を感じるようになったそうです。

「私はひとり暮らしなので、ご神仏に守られているという実感をもつことができ、とても安心して生きられるようになりました」と、Bさんは言います。

今では新しい人間関係にも恵まれ、いきいきと毎日を送っていらっしゃいます。