なぜ「30分」が仕事を変えるのか?短い時間が持つ意外な力写真はイメージです Photo:PIXTA

予定変更や作業の終了などで、30分だけ空いた時間をどう過ごすかで仕事の調子が大きく変わることがある。この中途半端な隙間時間には、無理に成果を出そうとしない判断が重要だという。30分の隙間時間活用術について解説する。※本稿は、コンサルタントの本山裕輔『仕事ができる人がキリの悪い時間にやっていること』(サンマーク出版)の一部を抜粋・編集したものです。

30分の隙間時間には
何をするのがベスト?

 急に予定が空いたが、30分しか時間がない場合、あなたはどのように過ごしているでしょうか。

 以前、私は30分で「難易度の高いタスクに着手する」という方法を試してみたことがあります。しかし、この試みは残念ながら失敗に終わりました。なぜなら、そうしたタスクに取り組むには思っている以上に時間がかかるからです。

 まず、そのタスクに集中するまでに約10分、次にざっと調べながらアイデアを拡散するのに20分、そして最終的にロジカルに考えを収束させて書き出すのに20分ほど必要でした。合計すると50分程度かかってしまい、30分の隙間時間では到底処理し切れません。

 そこで、急遽30分程度の時間が空いたときは、思い切ってリフレッシュに充てることにしました。実は、脳の疲労をリセットするのに、この30分という時間がちょうどよいタイミングなのです。

 具体的には、次の2つの選択肢から1つを選ぶようにしています。

1:15分の昼寝…短時間の昼寝は、頭をスッキリさせる効果的な方法

2:20分の散歩…軽い散歩は血行を促進し、新鮮な空気を吸うことで気分転換にもなる