【資格試験】「予想問題集」はいらない？ 意外な活用方法とは？
働きながら3年で、9つの資格に独学合格！ 大量に覚えて、絶対忘れないノウハウとは？
「忘れる前に思い出す」最強のしくみ、「大量記憶表」を公開！
本連載の著者は棚田健大郎氏。1年間必死に勉強したにもかかわらず、宅建試験に落ちたことをきっかけに、「自分のように勉強が苦手な人向けの方法を編み出そう」と一念発起。苦労の末に「勉強することを小分けにし、計画的に復習する」しくみ、大量記憶表を発明します。棚田氏の勉強メソッドをまとめた書籍、『大量に覚えて絶対忘れない「紙1枚」勉強法』の刊行（2月9日発売）を記念して、本書の一部を特別に公開します。
「予想問題集」の賢い使い方
市販されている問題集は、さまざまなものがあります。問題集ごとの特徴を理解することで、どのタイミングで、どの問題集を買うべきかがわかります。
本日紹介したいのは「予想問題集」です。
出版社が、過去問をもとに作成したオリジナルの予想問題を掲載している問題集です。このタイプの問題集はすべての学習が終わるタイミングまでは基本的に使用しません。
試験で問われる知識は過去問の周辺知識であり、予想問題そのものではありません（下図参照）。
予想問題はその出版社の出版している参考書の内容を理解できているかチェックするような内容で作られているので、本試験のテイストとは若干異なることが多いです。
予想問題集はあくまで、試験直前の実力確認の意味で使用します。学習をスタートする段階では購入する必要はありません。
（本原稿は、棚田健大郎著『大量に覚えて絶対忘れない「紙1枚」勉強法』を編集・抜粋したものです）
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