ノースカロライナ州レキシントンの自宅で在宅勤務をするデイン・ラグナさんノースカロライナ州レキシントンの自宅で在宅勤務をするデイン・ラグナさん PHOTO: KATE MEDLEY FOR THE WALL STREET JOURNAL

 米国の転職者の多くが2桁の賃上げを実現していることが、最新調査で明らかになった。この現象は、労働者が交渉力で優位に立つことを示す一方で、インフレが高止まりする原因にもなり得る。

 米転職者のうち約64%が、現在の仕事は前職に比べて給与がアップしたと回答。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が独占提供を受けたジップリクルーターの調査結果によると、給与が11%以上増えた人が約半数を占め、50%以上増えた人も9%近くいた。