米国では2月時点で新型コロナウイルスに感染したことのある人が60%近くに達し、子どもでは4人に3人に上ることが示された。米疾病対策センター(CDC)の報告書で明らかになった。  CDCが26日に公表した調査報告書によると、検出可能で感染によって誘導された抗体を持つ人の割合は米国で2021年12月の34%から22年2月には58%に拡大したと推定されている。冬季のオミクロン株感染者急増で全米に広がったことが浮き彫りになった。  冬のオミクロン株感染の波が最も大きかった時期には1日当たり感染確認者数の7日間平均が80万人を超え、それまでの最高を大幅に上回った。