米スターバックスにハワード・シュルツ氏が戻ってから約1カ月がたち、その間に同社と労働組合結成を目指す店舗従業員との間では争いがエスカレートしている。同社の労組「スターバックス・ワーカーズ・ユナイテッド(SBWU)」は、労組結成を求める従業員を解雇したり、労組結成を妨害しているとして、同社を非難する多くの苦情を訴えている。同社もシュルツ氏の復帰以降、労組結成のまとめ役が運動を広めるために一部店舗で従業員や客に対し嫌がらせや威嚇を行っているとして、苦情を申し立てている。4月4日に暫定最高経営責任者(CEO)としてスターバックスに戻ったシュルツ氏は、SBWUを、会社と従業員の間にくさびを打ち込もうとする口うるさい少数派と呼んでいる。
スタバで労組結成の動き加速、シュルツCEO復帰後に
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