5日の米株式相場は急反落。前日は連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長が0.75ポイントの利上げに慎重な姿勢を示したことが好感され、買いが活発化した。この日は楽観ムードが急速にしぼんだ。ダウ工業株30種平均の終値は前日比1063.09ドル(3.12%)安の3万2997.97ドル。S&P500種指数は153.30ポイント(3.56%)安の4146.87、ナスダック総合指数は647.16ポイント(4.99%)安の1万2317.69で引けた。幅広い銘柄が売られ、中でもIT(情報技術)銘柄は大きく下げた。電気自動車(EV)大手テスラは8.3%安、アマゾン・ドット・コムは7.6%安で取引を終えた。