米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、ツイッターの買収に向けて投資家グループから新たに約71億4000万ドル(約9300億円)の融資を確保したことを明らかにした。当局への届け出によると、セコイア・キャピタル、オラクルの共同創業者のラリー・エリソン氏、バイキャピタルなど19の投資家で構成するグループが書簡で融資を約束した。サウジアラビアのアルワリード・ビン・タラール王子も、ツイッター株3500万株近くを引き受け、マスク氏が買収した後もツイッターへの投資を保つことを約束した。マスク氏はツイッターの共同創業者のジャック・ドーシー氏など既存株主を引き入れようと交渉中だ。