【香港】中国のハイテク企業が米国の制裁措置やサプライヤーからの圧力を受けて、ひそかにロシアとの取引から手を引いていることが分かった。中国政府は外国の制裁に屈しないよう求めているが、複数の主要企業が公表することなくロシアでの販売を減らしている。内情に詳しい関係筋が明らかにした。  中国ハイテク企業は多くの製品について、ロシア市場を独占している。  関係筋によると、これにはパソコン(PC)大手のレノボ、スマートフォンメーカーの小米(シャオミ)などが含まれる。中国企業は西側企業とは対照的に、今回のウクライナ侵攻、あるいはロシアとの取引については口を閉ざしたままだ。