ステーブルコインのテラUSDが16日に急落した。これを受け、テラUSDの考案者は「再生計画」を発表した。コインマーケットキャップによると、ドルの価値と連動するように設計されたテラUSDは36%安の0.11ドルとなった。過去24時間の売買代金は4億ドル(約516億円)に届かず、先週の50億ドル超を下回った。時価総額は13億ドルとなり、2022年に記録した約190億ドル近くから減少した。テラUSDは先週、売りが売りを呼ぶ中で暴落し、価格が1ドルを割り込んだ。その影響で、ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)にも売り圧力がかかり、テラUSDの関連トークン「テラ(ルナ)」はほぼ無価値となった。いわゆるアルゴリズム型ステーブルコインのテラUSDは、ルナを利用して価格を1ドルに保っていた。
テラUSD急落、考案者は「再生計画」発表
有料会員限定
あなたにおすすめ