米動画配信大手ネットフリックスは新たなレイオフで従業員約150人を削減すると明らかにした。売上高の伸び鈍化や会員数の減少が背景にある。  広報担当者は、レイオフの大半は米国の従業員で、個人の成果ではなく主に事業のニーズに基づいて実施すると述べた。  この人員削減は全従業員の約2%に相当する。事情を知る関係者によると、一部はエンターテインメント部門で実施する。  同社は4月、四半期ベースで10年以上ぶりに会員数が減少したと発表した。1-3月期(第1四半期)は、同社の予想は250万人増だったが20万人減少した。株価は17日の取引終了時点で年初来68%安となっていた。