米銀大手ウェルズ・ファーゴのチャーリー・シャーフ最高経営責任者(CEO)は17日、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)主催のイベント「フューチャー・オブ・エブリシング・フェスティバル」に出席し、米国が景気の下降に向かっているのは「間違いない」と語った。米連邦準備制度理事会(FRB)は利上げを今年に入り2回実施し、今後も継続する方針だ。金利が上昇し住宅ローンやクレジットカードの借り入れコストが押し上げられていることから、米国経済が景気後退へ陥るかの疑問を呼び、一部の投資家はFRBが急速過ぎる利上げをすればその可能性があるとみている。。シャーフ氏は「何らかのリセッションを回避するのは難しいだろう」としつつ、消費者と企業の財務状態は多くの点で依然として健全だと指摘。この下降に「向かう中で誰も(の経済状態)が好調だ。この事実が緩衝材になり、リセッションに陥った場合でも短く、それほど深刻にならないでほしい」と話した。
米経済、下降に向かっている=ウェルズ・ファーゴCEO
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