米ツイッターは、著名実業家イーロン・マスク氏への会社売却に関する暫定的な委任状勧誘書類を米証券取引委員会(SEC)に提出したと明らかにした。一方、マスク氏は、ツイッターから追加の情報開示がなければ取引を進めない意向を示した。ツイッターは17日の声明で「合意した価格と条件で、できるだけ速やかに取引を完了させる決意だ」とした上で、「暫定的な委任状勧誘には、当社とマスク氏の取引の背景や理由を含む重要な情報が記されている」と明らかにした。同社によると、売却には株主の承認などが必要で、手続きは年内に完了する見通し。マスク氏は同日、ツイッターの買収について、同社が偽アカウント数に関するより明確な情報を提供するまで先に進められないと述べた。
ツイッター、マスク氏への売却巡り暫定委任状勧誘を提出
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