米グーグルは従業員の大部分をロシアから出国させた。関係筋が明らかにした。同社は近い将来、ロシアで商業拠点を持たないことになる。  同社のロシア従業員の大半はロシアを出て同国以外のグーグルの拠点で働き続けることを選択した。関係筋によると、その多くはグーグルが大規模なオフィスを持つアラブ首長国連邦(UAE)ドバイに移った。一部はロシアに残って同社を去り、近いうちにロシアでグーグルの従業員はいなくなるという。  裁判所が3月後半にグーグルのロシアでの主要取引銀行の口座を凍結したことを受け、同社はロシアの従業員に出国を提案し始めた。