米道路交通安全局(NHTSA)は18日、電気自動車(EV)テスラの車両による死亡事故に関し、特別調査に着手したと明らかにした。事故では3人が死亡している。調査の対象となっているのは2022年型の「モデルS」で、半自動運転システム機能が関連する可能性がある事故のリストに加えられたという。NHTSAは自動運転中とみられるテスラの車両が重大な事故に巻き込まれた30件以上の例を調査しているとも明らかにした。同局の記録によれば、リストに含まれているテスラ車が関与する別の事故でも死亡者が確認されている。テスラからは今のところコメントは得られていない。同社はこれまで、自動運転技術を利用して運転することは利用せずに運転するより安全だと述べている。