ロシアのアナトリー・アントノフ駐米大使によると、ワシントンでこのところ同氏との対話に関心を持っているのは米連邦捜査局(FBI)関係者だけで、彼らは交流サイト(SNS)で同氏とそのスタッフにターゲットを絞った広告を大量に出し、ロシアに対するスパイ活動を行うよう誘っているという。  2017年から大使を務めているアントノフ氏は「『祖国を裏切るんだ!』というメッセージが送られてくる」と話す。FBIもこの働き掛けを確認した。