米テキサス州の学校で発生した乱射事件を巡り、銃規制関連法案が進展していないと民主党議員らが不満の声を上げた。一方で党派による分断もあり、規制が可決される見通しは低く、同党指導部は新たな採決の実施に深く関与してはいない。チャック・シューマー上院院内総務(民主、ニューヨーク州)は25日、銃規制が進展する見込みは今のところないと認めた。また議会での採決についても当面は予定していないとした上で、共和党については銃擁護派の団体を支えていると非難した。米上院では民主・共和両党が50議席ずつ保有しており、法案可決に必要な60票を確保するには、民主党の一致に加えて共和党からも支持を取り付けなければならない。
テキサス州乱射事件、銃規制議論再燃も議会の動き鈍い
有料会員限定
あなたにおすすめ