喜んで買ってくれるお客様を見つける8つのキーワード

 喜んで買ってくれるお客様を見つけるための、8つの参考キーワードは次の通りです。

 1.~で悩んでいる(困っている)
 2.~を考えている(検討している)
 3.~をしたくない(面倒くさい)
 4.~が出来ない(わからない)
 5.~が足りない(減っている)
 6.~に不安がある(不満がある)
 7.~してしまう(やめられない)
 8.~でいいのか(逃れたい)

 例えば、【~で悩んでいる(困っている)】の参考キーワードからは、何に悩んでいるか、困っている事はないかと考えます。例えば、朝起きられなくて悩んでいる方が喜んで買ってくれそうなら「朝起きられなくて悩んでいる」と書き出します。

 【~を考えている(検討している)】の参考キーワードからは、考えている事、検討している事はないかと考えます。例えば〇〇システムの導入を考えている方が喜んで買ってくれそうと思うなら「〇〇システム導入を考えている」と書き出します。

 【~をしたくない(面倒くさい)】の参考キーワードからは、したくないこと、面倒くさいと思っている事はないかを考えます。例えば掃除をしたくないと思っている方が喜んで買ってくれそうと思うなら「掃除をしたくない」書き出します。

 【~が出来ない(わからない)】の参考キーワードからは、出来ないこと、わからないと思っていることは何かを考えます。例えば料理を早く作ることができないと思っている方が喜んで買ってくれそうと思うなら「料理が早く作ることが出来ない」と書き出します。

 【~が足りない(減っている)】の参考キーワードからは、足りていないもの、減っているものは何かを考えます。例えばカルシウムが足りていないと思っている方が喜んで買ってくれそうと思うなら「カルシムが足りない」と書き出します。

 出来れば、前回書き出したライバルより勝っている所(強み)、ベネフィット(メリット)、信用してもらえる証拠(資格)と連動していると尚良いですが、気にせず思いついたことを書き出してください。

 毎回お伝えしていますが、使えるか使えないかをその都度考えながらやっていると、思考が止まってしまい出てこなくなってしまうので、閃いた事をどんどん書き出してください。

 書き出す際は、人は空白があると埋めたくなるという心理があるので、マンダラ広告作成法シートの様にマスを書いて、そこに書き込むようにすると、より閃きやすくなります。

岡本達彦(おかもと・たつひこ)
株式会社アカウント・プラニング代表取締役
販促コンサルタント
広告制作会社時代に100億円を超える販促展開を見て培った成功体験をベースに、難しいマーケティングや心理学を勉強しなくてもアンケートから売れる広告を作る広告作成手法を日本で初めて体系化する。業界を問わず、お金をかけないで簡単にでき、即効性もあることから、全国の公的機関、経済団体、フランチャイズ本部からセミナー依頼が急増し、社内に仕組みとして取り入れたいという会社からのコンサルティング依頼は後を絶たない。著書にアマゾン上陸15年「売れたビジネス書50冊」にランクインし、販促書籍のベストセラーとなった『「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法 チラシ・DM・ホームページがスゴ腕営業マンに変わる! 』(ダイヤモンド社)などがある。