仕事が早い人と遅い人を分ける「4つの差」、単純スキルでも極めると効果絶大Photo:PIXTA

限られた時間の中で多くの仕事をこなすビジネスパーソンにとって、「仕事のスピードを上げる」ことは成果を出す上で重要な要素だ。タスク管理をしたり、ツールを活用したりと工夫している人も多いだろう。しかし、それらよりももっと重要かつシンプルな「仕事が早くなるコツ」がある。今回はその四つのポイントを紹介しよう。(キャスター取締役 石倉秀明)

どうしたら仕事のスピードを
上げられるのか

 生産性を上げるにはどうしたらいいか?仕事のスピードを上げたいがどうしたらいいか?と悩むビジネスパーソンは少なくない。

 効率良く仕事を進めるためにはさまざまな方法がある。自分のタスクを重要度と緊急度の高低を掛け算した四つのマトリクスで分類し、優先順位をつけたり、定期的に業務を棚卸したりする人もいるだろう。効率的なクラウドツールを導入するのも一つの手だ。やらなくていいことを外注するといった手段も考えられる。

 だが、実は誰でも仕事が劇的に早くなるのに、多くの人が見逃していることがある。しかも、簡単でコストがかからない方法だ。

 今日はそんな仕事が劇的に早くなる「四つのポイント」を紹介しようと思う。