――筆者のジェームズ・マッキントッシュはWSJ市場担当シニアコラムニスト ***  プラス材料:ようやく株式に代わる価値ある選択肢ができた。債券は以前よりはるかに魅力的な利回りを提供している。  マイナス材料:指標となる米国債は今年、米株と共に急落している。10年物米国債もS&P500種指数も年初来、先週半ばまでで13%もの残念な下げ幅を記録している。ただし、10日のインフレ指標の悪化を受け、株は債券以上に打撃を受けた。一方、最も高利回りの社債であるジャンク債は、企業のファンダメンタルズ(基礎的条件)悪化の可能性で、株と同様のリスクにさらされている。