プラス材料:ようやく株式に代わる価値ある選択肢ができた。債券は以前よりはるかに魅力的な利回りを提供している。マイナス材料:指標となる米国債は今年、米株と共に急落している。10年物米国債もS&P500種指数も年初来、先週半ばまでで13%もの残念な下げ幅を記録している。ただし、10日のインフレ指標の悪化を受け、株は債券以上に打撃を受けた。一方、最も高利回りの社債であるジャンク債は、企業のファンダメンタルズ(基礎的条件)悪化の可能性で、株と同様のリスクにさらされている。債券を長年避けてきた投資家は、そろそろ意見を見直す時期にきている。債券は、投資家がインフレで直面している困難を瞬時に解決するものではないが、ポートフォリオの構成要素として、ようやく株と競える水準に戻っている。
株より債券? 答えはそう簡単ではない
債券を長年避けてきた投資家は再考する必要があるが、いくつか問題も
有料会員限定
あなたにおすすめ