米メタ・プラットフォームズは14日、傘下の写真共有アプリ「インスタグラム」のペアレンタルコントロール(保護者による管理機能)を拡充し、仮想現実(VR)ヘッドセットに初の監督ツールを導入した。10代の若者によるサービス利用をさらに安全にする取り組みの一環だ。新ツールでは、ティーンがインスタグラムを利用する時間帯を親が決められるようにする。同じようなコンテンツを見て30分を費やしたティーンには、別のトピックに切り替えるよう促す通知を送る。メタはVRヘッドセット「クエスト」にも同様の機能を実装し、ヘッドセットの使い方に親が関与できるようにする。インスタグラムの新ツールは米国で提供を開始しており、今月中に英国、日本、オーストラリアなど他国でも立ち上げる。メタによると、年内に世界で利用できるようにする予定。VRペアレンタルコントロールは14日から全世界で展開する。