企業幹部を対象とした最新の調査によると、リセッション(景気後退)入りが迫っている、もしくはすでに始まっているとの見方が回答全体の大半を占め、経営者の間で景気見通しが急速に悪化している様子が示された。  全米産業審議会(コンファレンスボード)が17日発表した調査結果によると、最高経営責任者(CEO)などの幹部750人のうち、事業を行う地域(国外を含む)が1年~1年半以内にリセッション入りすると予想しているのは60%超、すでにリセッション入りしたと考えているのは15%だった。  2021年後半には、22%がリセッションのリスクがあると回答。前年の39%から減少していた。