米著名実業家のイーロン・マスク氏は、本当にツイッター買収計画を実行するのか、自身も含め、ほぼあらゆる人からその決意を疑われた。だが、16日に開催されたツイッター社員との質疑応答では、マスク氏がツイッターに依然として並々ならぬ関心を寄せていることが明らかになった。とはいえ、世界で最も裕福で、かつ優柔不断な男に、数千人のシリコンバレー社員が喜んで仕えるかどうかは別の話だ。マスク氏にとっては、この会議に参加したというだけで好調な滑り出しとなった。もちろん、クリアすべきハードルとして低いのは確かだが、ビジネスにおける礼儀を往々にしてすっ飛ばし、時にはルールさえ無視する人物にとって、参加は当たり前ではない。さらにマスク氏としては異例とも言える温かさをもってツイッターについて語った。髪型で自分を表現する人もいるが、自身にとってはアイデアを伝える有効な手段としてツイッターを楽しく活用していると語った。
マスク氏に「愛される」努力が必要な理由
忠誠な部下なしではツイッターの「テクノキング」にはなれない
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