「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。
子どもには、これから必要とされる「考える力」勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!

認知症でも楽しめる脳トレPhoto: Adobe Stock

みんな違って、みんないい

 脳の萎縮によって発症する認知症。新しいことが覚えにくくなり、過去の記憶は忘れ、今までできたことができなくなっていきます。

 ですが、突如、過去の記憶を鮮明に思い出し、まるで別人のようになるときがあります。それが、右脳記憶です。強い感情やイメージを伴った記憶は、右脳記憶として記憶されます。10分前の出来事を覚えていないような方でも、若いときに好きだった音楽を聞いたり、よく行っていた場所に行ったりすることがトリガーとなり、それに付随する記憶が鮮明に呼び起こされ、まるで別人のように、そのときの出来事を楽しそうに話し始めることは、よくあります。

 介護施設に入所する利用者の方たちに、『1分間瞬読ドリル』の問題をレクリエーションの一部として行ないました。バラバラ問題は大盛り上がり。あちこちのテーブルで笑いが起こります。

 また、塗り絵や歌などのレクリエーションが苦手な利用者の方も、『1分間瞬読ドリル』はとても積極的に取り組まれます。「取り組むたびに違った回答が思い浮かぶから、とても楽しい」と話していました。

 新しい力を身につけるのではなく、今すでに持っている力を伸ばすことができるからこそ、楽しみながら取り組むことができるのです。そして、「できる」という経験を積み重ねることで、自信にもつながります。

 さらに、いろいろな答えが出てくることで、利用者同士の会話も生まれ、『1分間瞬読ドリル』はコミュニケーションツールにもなっています。

 じっくり考えるのではなく、直感で答えを出すことで、右脳を活性化。そうすることで、過去の嬉しかった出来事や楽しかった出来事を、思い起こしやすくなり、心穏やかな幸せな時間を過ごすことができます。

「できる」を積み重ね、楽しみながら、脳を活性化させていきましょう。

*本記事は、『1分間瞬読ドリル』の著者による書き下ろしです。