米食品医薬品局(FDA)がジュール・ラブズの電子たばこ製品の販売を即時禁止したことを受け、同社は24日、命令の一時差し止めを連邦控訴裁判所に要請した。複数の関係者によると、ジュールは販売禁止令がそのまま実施された場合に備えて、法務アドバイザーと破産法の適用申請を含めた選択肢を検討している。カークランド・アンド・エリス法律事務所がジュールに助言している。関係者の話とウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した文書によると、FDA職員が販売店を訪問し、ジュール製品を店頭から撤去するよう指示するなど、FDAは命令の執行に着手した。ジュールは首都ワシントンの巡回区裁判所に、FDA命令の緊急審査を裁判所に申し立てるまで実施を差し止めるよう要請した。FDAの命令は異例で違法だと主張している。
ジュール、販売禁止令の差し止め要請 法的整理も検討
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