ボルボ日本初導入となるバッテリーEVのC40リチャージは、オンラインのみでの販売となる。今回は前後2モーターを搭載し408psをたたき出すツインに試乗。
国内初導入のBEV
ベース車はXC40
2017年に全モデルの電動化を発表し、21年にはそれを達成するなど、他社に先駆けて電動化を進めているボルボだが、BEVモデルはこのC40リチャージが初めてとなる。
ベース車はCMAプラットフォームを使用したXC40だ。元々EVも視野に入れて作られたプラットフォームだけに、バッテリーはセンタートンネルとリアシートの下だけ2段重ねで、あとは床一面にきれいに敷き詰めることができた。そのため最低地上高こそ電池搭載分床下が少々下がり、若干低くなっているものの、乗員スペースはEV化による制約をほぼ受けていない。後部座席でも自然に足が下ろせるため、くつろぎ感は保たれている。