日産新型「アリア」、リーフに続く最新BEVは静粛性が高く上質な走り【試乗記】日産新型アリアB6(2WD) 価格:539万円 Photo by Atsushi Harada

リーフに続く日産の最新BEV、アリアの販売がスタートした。まずは5月に発売したB6(2WD)というベーシックモデルに試乗した。

車内の雰囲気は、
先進性とリビングのような親しみやすさ

 当初の予定よりも事情によりだいぶ遅れたようだが、ようやくアリアに乗ることができた。まずは、66kWhのバッテリーを搭載するB6の2WDだ。

 ボディサイズはそれほど大きくない。個人的にはよくぞこのサイズにとどめたと思っている。おまけに、室内空間は相当に広い。これには驚いた。前席だけでなく後席もゆとりたっぷり。車内の雰囲気は、先進性とリビングのような親しみやすさを併せ持っている。

 SUVということもあって、サイドシルがドアで覆われるようになっている。乗降時に衣服の裾を汚す心配もない。ラゲッジルームの使い勝手もよさそうだ。