――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  半導体メーカーにとって厳しい夏になりそうだ。  米半導体大手インテルのデビッド・ジンスナー最高財務責任者(CFO)は6月上旬の投資家会議で、「現時点の状況は、4-6月期が始まる前に予想していたよりもはるかに悪い」と述べ、この夏に直面するであろう苦境を示唆した。これに続き、半導体メーカーの米マイクロン・テクノロジーも6月30日、半導体需要が3-5月期(2022年第3四半期)末にかけて「大幅に減少」したと明らかにし、インテルと同じ懸念を抱えながら上半期を終了した。